1食当りの『ネオソフト』に含まれる
トランス脂肪酸の量は
WHOが勧告する量の1/43
WHO(世界保健機関)が目標基準として推奨する
1日のトランス脂肪酸の摂取エネルギー比1.0に対して、
食パン1食あたりのネオソフト適性量10gに含まれる
摂取エネルギー比は約0.023%
原料油脂に「部分水素添加油脂」※を
使用しない配合によって、
2004年の1/16に
トランス脂肪酸低減を実現しました。
※「部分水素添加油脂」とは「トランス脂肪酸」を
多く含む原料油脂です。
対象商品
-
ネオソフト
含有量(サービング※1あたり)
トランス脂肪酸
0.05(g/商品10g)※2飽和脂肪酸
2.3(g/商品10g)※2コレステロール
0.1(mg/商品10g)※2 -
ネオソフト
コクのあるバター風味含有量(サービング※1あたり)
トランス脂肪酸
0.07(g/商品10g)※2飽和脂肪酸
2.3(g/商品10g)※2コレステロール
0.2(mg/商品10g)※2 -
ネオソフト ハーフ
含有量(サービング※1あたり)
トランス脂肪酸
0.04(g/商品10g)※2飽和脂肪酸
0.5(g/商品10g)※2コレステロール
0(mg/商品10g)※2 -
ネオソフト べに花
含有量(サービング※1あたり)
トランス脂肪酸
0.02(g/商品10g)※2飽和脂肪酸
0.5(g/商品10g)※2コレステロール
0(mg/商品10g)※2 -
バター仕立ての
マーガリン含有量(サービング※1あたり)
トランス脂肪酸
0.1(g/商品10g)※2飽和脂肪酸
2.9(g/商品10g)※2コレステロール
3.5(mg/商品10g)※2 -
テイスティソフト
バターの風味 濃厚含有量(サービング※1あたり)
トランス脂肪酸
0.06(g/商品10g)※2飽和脂肪酸
2.1(g/商品10g)※2コレステロール
0.1(mg/商品10g)※2 -
バターのような
マーガリン含有量(サービング※1あたり)
トランス脂肪酸
0.06(g/商品10g)※2,3飽和脂肪酸
4.2(g/商品10g)※2,3コレステロール
0.1(mg/商品10g)※2,3 -
ケーキ用マーガリン
含有量(サービング※1あたり)
トランス脂肪酸
0.06(g/商品10g)※3飽和脂肪酸
4.3(g/商品10g)※3コレステロール
0.1(mg/商品10g)※3
引用元PDFはこちら
- ※各含有量は2021年9月生産品データです。
- ※11回の食事や飲食に使用する商品の標準的な量です。
- ※2食パン1枚に塗る量はおよそ8~10gと推定されますので、
表ではその量を10gとして算出しました。 - ※3レシピ(材料、作り方)や出来上がったケーキ、
菓子類を切り分ける大きさにより、食品1回あたりの
使用量は変動しますので、他のマーガリン類と同様に
食品10gあたりの含有量を算出しました。
「トランス脂肪酸」に関わるご質問にお答えします。
-
脂肪酸とはどんなものですか?
食品三大栄養素の1つである脂質を構成する成分です。脂肪酸は大きく分けると、飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸に分類されます。
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脂質と栄養の関わりは?
脂質は、重要な栄養素で体に欠かせないエネルギー源であるとともに、細胞膜の主要な構成成分になります。しかし、摂りすぎると生活習慣病を引き起こす恐れがあるので、いろいろな食物をバランスよく摂ることが大切です。
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トランス脂肪酸とはどんなものですか?
不飽和脂肪酸に分類される脂肪酸の一種で、加工油脂のほか牛等の反すう動物の胃内でも生成する脂肪酸です。
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トランス脂肪酸はどんな食品に
入っていますか?油(脂)を含むほとんどの食品に含まれています。
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トランス脂肪酸を摂りすぎると
身体に良くないのですか?現在の日本人におけるトランス脂肪酸摂取量の平均では問題はないとされているものの、長い間多く摂りすぎると冠動脈疾患の発症リスクが高まると言われています。脂質の多い食品を食べすぎない等偏った食事をしないことが重要です。穀物、肉類、海産物、野菜、果物、乳製品等さまざまな食物をバランスよく摂ることが大切です。
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トランス脂肪酸の
摂取状況について教えてください日本では、1人当り1日に平均0.7g(摂取エネルギー換算で約0.3%)摂取していると言われています。現状の1日当りのトランス脂肪酸摂取量は、世界保健機関(WHO)が勧告している「総エネルギー摂取量の1%未満」に収まっています。これは、欧米等の諸外国に比べても少ないレベルであり、通常の食生活では健康への影響は小さいとされています。しかしながら、脂質に偏った食事をしている人は、注意が必要です。
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『ネオソフト』等のマーガリン類には、
トランス脂肪酸は入っていますか?
どれくらいの量が含まれていますか?1食当りの『ネオソフト』(10g)には、約0.05gのトランス脂肪酸が含まれています。この量は、世界保健機関(WHO)の勧告(「1日当りのトランス脂肪酸摂取量を総摂取エネルギー量の1%未満にする」)の1/43(0.023%)に相当します。
また、植物油脂や乳脂肪を原料とするマーガリン、ファットスプレッドには、トランス脂肪酸が含まれています。但し、日ごろから、バランスの良い食生活を送っていれば、雪印メグミルクのマーガリン、ファットスプレッドに含まれるトランス脂肪酸の健康への影響は小さいと考えられます。 -
『ネオソフト』等のマーガリン類に
含まれるトランス脂肪酸は、
少なくなっていますか?雪印メグミルクでは、みなさまに安心して食べていただけるよう、従来よりトランス脂肪酸の削減への取り組みを続けています。現在の『ネオソフト』に含まれるトランス脂肪酸の含有量は、2004年に比べ1/16の量まで少なくなっています。
また、昨今の食生活において摂りすぎによる健康影響も指摘されている飽和脂肪酸やコレステロールに関しても、含有量やバランスに配慮した商品開発を行っています。 -
それぞれの商品には、どれくらいの
トランス脂肪酸が含まれていますか?『ネオソフト』シリーズをはじめとする雪印メグミルクの家庭用マーガリン類に含まれるトランス脂肪酸の量は、別表の通りです。現在では、『ネオソフト』をはじめとする雪印メグミルクの全ての家庭用マーガリン類(ファットスプレッドを含む)で、アメリカの表示基準に照らし合せた場合、トランス脂肪酸含有量が“0g”となるレベル※を実現しています。特に『ネオソフト』シリーズのトランス脂肪酸含有量は、世界的に最も厳しい規制とされるデンマーク基準(油脂中のトランス脂肪酸の含有量を2%までとする)を達成する低含有量となっています。
※米国食品医薬品庁(FDA)の定める
トランス脂肪酸ゼロ表示基準:1食(14g)当り
トランス脂肪酸含有量0.5g未満 -
部分水素添加油脂(PHOs)※とは
どんなものですか?原料油脂の硬さ(融点)を調整する目的で、水素添加処理により不飽和脂肪酸の二重結合の一部を一重結合とすることで物性を改質した加工油脂を指します。
米国FDAは、工業的に生産される部分水素添加油脂(PHOs)にはトランス脂肪酸が多く含まれていることから、2015年6月にGRAS(従来から使われており安全が確認されている物質)ではないとして、食品に使用するためには新たな承認が必要(2018年6月18日~)と決定しています。
※PHOs:Partially Hydrogenated Oils の略称 -
『ネオソフト』等の商品では、
部分水素添加油脂(PHOs)※を
原料油脂として使用していますか?雪印メグミルクでは、トランス脂肪酸の低減化の取り組みを推進しています。その取り組みの一環として、『ネオソフト』をはじめとする全ての家庭用マーガリン類(ファットスプレッドを含む)の配合油脂において、部分水素添加油脂(PHOs)の使用を取りやめ、トランス脂肪酸の低減化を図っています。
※PHOs:Partially Hydrogenated Oils の略称 -
飽和脂肪酸とはどんなものですか?
食用油脂の構成成分で、食事から摂取される他に、生体内でも合成されるものです。飽和脂肪酸は、重要なエネルギーではありますが、摂取量が多すぎる場合には、心疾患や糖尿病のリスクが高まるといわれています。そのため、雪印メグミルクの加工油脂商品では、トランス脂肪酸を削減するにあたり飽和脂肪酸は極力増加させないように配慮した商品開発を行っています。
※各商品に含まれる飽和脂肪酸の量は、別表の通りです。